感染症情報 6月20日

  • 2013.06.20 Thursday
  • 16:18
空梅雨といわれていましたが、昨日からまた雨ですね。台風も気になるところです・・・

このところ、来院される方の大半が夏風邪です。夏風邪と言っても色々なウィルスがありますが、共通するのが高熱が2〜3日続くということです。喉が真っ赤に腫れるので水分がとりにくく、脱水となるお子様もいますので注意が必要です。お腹にくることも多く、嘔吐下痢となることもあります。

夏風邪の一種の手足口病も相変わらず流行しています。
手足口病は高熱が出ている間は登園できませんが、熱が下がって元気になればプツプツが残っていても集団生活は可能です。

流行していたロタウィルス胃腸炎は、ほとんどみられなくなりました。
最近の気候や気温の変化で体調を崩さないようにご注意ください。

副院長ゆり先生

  • 2013.06.17 Monday
  • 16:45
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、樋口優理副院長が産休明けで復職しています。

定期的ではありませんが、主に土曜日の2診や連休明けの午前診の2診、院長不在時の予防接種の時間帯を担当されています。

私達スタッフの間では通称ゆり先生で、とっても親しみやすく優しい先生です!
そしてゆり先生は子育て中のお母様達と同じ母親という立場でお話してくださるので、とても相談しやすく話しやすいです。

ゆり先生が診察されている時間帯は受付に案内が出ていますので、診察をご希望の方は受付へお申し出ください。
診察内容によっては院長の診察をお願いする場合もございますのでご了承ください。
  • 0
    • -
    • -
    • -

    感染性情報 6月4日

    • 2013.06.04 Tuesday
    • 12:20
    梅雨入りしましたが、今週は中休みが続くようですね。
    クリニックもこのところ落ち着きをみせています。

    ロタウィルス胃腸炎、溶連菌感染性は相変わらず流行しているものの、やや減少傾向にあるようです。

    特に目立ってきたのが、咳や鼻水の前兆がなく、急に高熱となる夏風邪です。夏風邪の代表的なものは手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱(咽頭結膜熱、アデノウィルスによる感染症)です。
    中でも手足口病が多いです。
    夏風邪は喉が真っ赤になり体力を消耗しやすいので、水分補給や休息を心掛けてあげてください。

    水いぼ

    • 2013.06.03 Monday
    • 12:23
    水いぼで受診する方が増えてきました。
    水いぼは伝染性軟属腫と言います。ぷにゅぷにゅした軟らかいイボが全身どこにでもできます。ウィルス性のイボで、潰すと中のウィルスが飛び散り、そのウィルスと接触して他の部位に伝染します。
    痒みはありませんが、気にして掻いてしまって潰れ、他の部位に伝染してしまうことが多いです。全身に多数広がることもあります。


    水いぼの治療法は3通りあります。

    1.そのまま放置

    水いぼは1年くらいかけて自分で免疫を作ってやがて治癒します。そのまま放置していても問題はありません。

    2.漢方薬

    ヨクイニンという漢方薬があります。長期間飲む必要があります。

    3.ピンセットで除去

    水いぼをピンセットでつまんでむしり取ります。痛みと恐怖が伴い、取ってもまたできることもあります。


    当院では基本的には1.か2.をおすすめしています。
    除去はお子様にかなりの恐怖と痛みを与えてしまいます。ペンレスという痛み止めのシールを貼ってから除去することはできますが、それでも泣かずにできることはまずありません・・・泣きじゃくるお子様を押さえつけて取ることになります。
    そして何より、どんなに頑張って除去したとしても、またできてしまうこともしばしばあるのです・・・

    そのため当院では、水いぼの数が2〜3個程度までと少なく、除去した方がよいと医師が判断した場合のみの除去とさせて頂いております。
    水いぼが多数あり、どうしても除去をご希望の方は皮膚科受診をお願い致します。