感染症情報 8月26日

  • 2013.08.26 Monday
  • 17:00
この週末は久しぶりにすごい大雨でしたね。猛暑続きでしたが、この雨で少し秋らしくなってきましたね。今朝はずいぶん涼しくて過ごしやすい朝でした。

当院はこのところ落ち着きを見せています。
流行していた手足口病、ヘルパンギーナもだいぶ少なくなってきました。夏風邪の流行はまだありますが、終息に向かっているかと思われます。

今日から枚方市の小中学校も始まりました。幼稚園も始まったところもあるようです。秋はもうすぐですね♪また暑さも戻ってきそうですが…秋を心待ちにして過ごしましょう!



感染症情報 7月27日

  • 2013.07.27 Saturday
  • 15:18
真夏の暑さが続いています。
このところ夏バテで受診されるお子様が増えています。特に悪いところは見当たらないのに、食事がとれない水分とれない元気がないといったお子様です。この暑さで大人も同じような方がいらっしゃるかもしれませんね…欲しいものを少しずつでいいので摂取し、体を休めることを心掛けましょう。

急に高熱となる夏風邪が流行しています。ニュースでもよく耳にしますが、手足口病が増えています。熱を伴うお子様が多いです。
ヘルパンギーナ、アデノウィルス感染症(プール熱)も相変わらず多いです。

アデノウィルス感染症は咽頭結膜熱といい、その名の通りノドと目が赤くなります。高熱が出て目が赤いとアデノウィルスが疑われます。

その他、嘔吐下痢の胃腸炎も多いです。

いずれも夏風邪は体力を消耗しやすく脱水となりやすいので、注意してあげてください。

ヘルパンギーナ

  • 2013.07.08 Monday
  • 17:05
梅雨明けしましたね。真夏の暑さでバテてしまいそうです・・・

相変わらず夏風邪が流行していますが、今はヘルパンギーナが急増しています。

ヘルパンギーナは38〜40℃の高熱が2〜3日続きます。口内炎ができるのが特徴です。多数できる場合もあります。そのせいでのどが痛くて食べにくくなります。

食事は無理にとる必要はありません。ゼリーやアイスクリームなど飲み込みやすいものをあげてください。本人が食べたいものでいいです。

水分は十分にとることを心掛けてあげてください。夏風邪は脱水になることもよくあります。水分がとれないようであれば、点滴が必要となることもあります。

熱が下がって元気になれば登園可能です。ただ体力を消耗しやすいので、なるべく休息を心掛けてあげてください。

感染症情報 7月6日

  • 2013.07.06 Saturday
  • 14:31
梅雨らしいムシムシとした日が続いています。暑さでバテてしまいそうですね・・・

クリニックはわりと落ち着きを見せていますが、相変わらず夏風邪が流行しています。アデノウィルス、手足口病、ヘルパンギーナはどれも多いです。

またこのところ胃腸炎も増えています。嘔吐、下痢で受診する方が多くなっています。

夏バテしないように、休息と水分補給を心掛けましょう。

感染症情報 6月20日

  • 2013.06.20 Thursday
  • 16:18
空梅雨といわれていましたが、昨日からまた雨ですね。台風も気になるところです・・・

このところ、来院される方の大半が夏風邪です。夏風邪と言っても色々なウィルスがありますが、共通するのが高熱が2〜3日続くということです。喉が真っ赤に腫れるので水分がとりにくく、脱水となるお子様もいますので注意が必要です。お腹にくることも多く、嘔吐下痢となることもあります。

夏風邪の一種の手足口病も相変わらず流行しています。
手足口病は高熱が出ている間は登園できませんが、熱が下がって元気になればプツプツが残っていても集団生活は可能です。

流行していたロタウィルス胃腸炎は、ほとんどみられなくなりました。
最近の気候や気温の変化で体調を崩さないようにご注意ください。

感染性情報 6月4日

  • 2013.06.04 Tuesday
  • 12:20
梅雨入りしましたが、今週は中休みが続くようですね。
クリニックもこのところ落ち着きをみせています。

ロタウィルス胃腸炎、溶連菌感染性は相変わらず流行しているものの、やや減少傾向にあるようです。

特に目立ってきたのが、咳や鼻水の前兆がなく、急に高熱となる夏風邪です。夏風邪の代表的なものは手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱(咽頭結膜熱、アデノウィルスによる感染症)です。
中でも手足口病が多いです。
夏風邪は喉が真っ赤になり体力を消耗しやすいので、水分補給や休息を心掛けてあげてください。

水いぼ

  • 2013.06.03 Monday
  • 12:23
水いぼで受診する方が増えてきました。
水いぼは伝染性軟属腫と言います。ぷにゅぷにゅした軟らかいイボが全身どこにでもできます。ウィルス性のイボで、潰すと中のウィルスが飛び散り、そのウィルスと接触して他の部位に伝染します。
痒みはありませんが、気にして掻いてしまって潰れ、他の部位に伝染してしまうことが多いです。全身に多数広がることもあります。


水いぼの治療法は3通りあります。

1.そのまま放置

水いぼは1年くらいかけて自分で免疫を作ってやがて治癒します。そのまま放置していても問題はありません。

2.漢方薬

ヨクイニンという漢方薬があります。長期間飲む必要があります。

3.ピンセットで除去

水いぼをピンセットでつまんでむしり取ります。痛みと恐怖が伴い、取ってもまたできることもあります。


当院では基本的には1.か2.をおすすめしています。
除去はお子様にかなりの恐怖と痛みを与えてしまいます。ペンレスという痛み止めのシールを貼ってから除去することはできますが、それでも泣かずにできることはまずありません・・・泣きじゃくるお子様を押さえつけて取ることになります。
そして何より、どんなに頑張って除去したとしても、またできてしまうこともしばしばあるのです・・・

そのため当院では、水いぼの数が2〜3個程度までと少なく、除去した方がよいと医師が判断した場合のみの除去とさせて頂いております。
水いぼが多数あり、どうしても除去をご希望の方は皮膚科受診をお願い致します。

感染症情報

  • 2013.05.23 Thursday
  • 14:52
夏のような暑い日が続いています。5月は新生活に疲れも出てきて体調を崩しやすい時期ですので注意してあげてください。

相変わらずロタウィルス胃腸炎が多いです。脱水となって点滴が必要なお子様も多くなっているので、少しずつでも水分補給してあげてください。

手足口病、水疱瘡は相変わらず流行しています。水疱瘡の潜伏期間は2週間です。接触があった方はこの時期に注意して見てあげてください。

その他、例年春先から流行する溶連菌感染症も多いです。風邪とよく似ていて高熱、のどの強い痛みがあります。細かい小さな発疹が出ることや、嘔吐することもあります。
溶連菌はウィルスではなく細菌のため、診断されたら抗生剤をきちんと飲む必要があります。
疑わしい患者様には約10分程度で結果の出る検査を行っています。

手足口病と水疱瘡

  • 2013.05.14 Tuesday
  • 15:52
急に暑くなりましたね。夏に流行する手足口病が出てきました。
その名の通り、手、足、口に小さな赤いプツプツした発疹ができます。お尻や膝にできることもあります。熱が出る時もあります。口の中が痛くて食べられないことがあります。

また同時に水疱瘡も流行しています。赤いプツプツから始まり水を持ち出します。やがて乾いてかさぶたとなっていきます。熱が出ることもあります。
手足口病と違って発疹は全身に広がります。手足口病は全身には広がりません。


発疹が出て受診する場合は感染する可能性がありますので、受付でその旨をお伝え願います。隔離室をご案内します。

正面の入り口とは反対側のドアの向こうが隔離室です。

ロタウィルス胃腸炎

  • 2013.04.22 Monday
  • 17:15
先週末からまた寒くなりましたね。一時期クリニックも落ち着いていたのですが、寒くなってからまた少し忙しくなっています。
相変わらずロタウィルスによる胃腸炎が多いです。近隣の保育園でもかなり流行しているようです。
ロタウィルス胃腸炎は、嘔吐から始まり、嘔吐から少し遅れて下痢になります。発熱することも多いです。白っぽい便が出ることでも有名ですが、独特な酸っぱい臭いもします。
嘔吐が頻回な時は無理に飲んだり食べたりするとまた嘔吐してしまいますので、水分のみを少しずつ与えるようにしてください。飲んでも嘔吐しないことを確認しながら、少しずつ摂取してください。
様子がおかしい時は受診をお勧めします。
その他感染症ではインフルエンザB型がまだ数名のみですがおられます。水疱瘡も流行しています。